なんちょうちゃんと!~0歳編~④

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大学病院の受診からおよそ1週間後、今度は耳鼻科へ脳波の検査です。

この脳波の検査もまた長い。。。

眠らないとこの検査はできないのです。

とりあえず、検査の時間に合わせて授乳時間も変えていました。
眠りやすいように病院の個室に通され、部屋を薄暗くします。
ちょうど、眠くなってきたようなので授乳開始。
授乳を終えるとそのまま寝てくれたので、看護師さんを呼びます。

ここまでは順調だったのですが、

耳に器具を付け始めると、やはり起きてしまったひいこ。

薬は使えるみたいだけど、やはり自然に眠ってくれたほうがいいからということで再度挑戦。

ゆらゆら抱っこ、「寝てくれ~、寝てくれ~」と暗示をかけながら。

そうして、またようやく眠ってくれたひいこ。
今度は無事に器具を付けてくれて、検査室へ。

ちなみに、器具はこのような形で付けられます。

生後1か月と1週間くらい
防音室の中、検査は始まりました。

私は一緒の部屋に入り、ただただ、ひいこが眠っている姿をじっと観察するだけ。

最初は無音だった部屋の中に、だんだん「ピーッ」という音が響き始めます。

それでも微動だにしない、ひいこ。ぐっすりと眠っています。

「ピーッ」という電子音が徐々に大きくなります。
それでも眠っているひいこに一株の不安を感じる私。

(ねえ、これって、全然、まったく、きこえていないんじゃないの?)

そう思った瞬間、背筋がぴん、と張り、冷たい感覚が体をぞぞぞっと通り抜けていきました。

検査結果です。

「100dbも聴こえていない」
そう診断されました。

私の予想は的中しました。

ひいこは横にジェット機が通っても聴こないんだ。
じゃあ、妊娠中たくさんの音楽を聞かせたことも、たくさん話しかけたことも、産まれてきて何度も歌ったあの歌も、すべてすべて、聴こえていなかったんだ。

サイトメガロウイルスの検査結果もまだ出ていなかった当時、本当に私はこの先この子をどう育てていけばいいのか、絶望の淵にいたのでした。

検査結果は2週間後。

この2週間もまた、地獄でした。

dora

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