なんちょうちゃんと!~0歳編~②
産後2週間も経たない間に訪れた耳鼻科。
片耳は聴こえているんだから、とその思いだけでなんとか息をしている私。
検査は新生児スクリーニング検査と同じ検査をしました。
結果は、
両耳リファー。
え、片耳は聴こえていたんじゃないの?
両耳とも聞こえないの?
「聴こえない」ってどうゆうことなの?
頭が混乱する中、それでもしっかりと先生の話を聞かないと、と泣き崩れてしまいそうな顔を必死に引き締めました。
この新生児スクリーニング検査は「どの程度」聴こえていないのかは判断できないとのこと。
後日、脳波の検査をしてどの程度聴こえているのか検査しましょう、ということでした。
呆然とする私。
妊活中同様ネット検索しまくります。
耳になんらかの異物が残っていて、とか、一時的なもので、とか希望を促すようなブログなどを見ては心を落ち着かせていました。
どうか、「感音性難聴」ではありませんように。
感音性難聴とは、音声信号が耳から脳まで届く過程のうち内耳や聴神経の障害が原因で起こるもので、一般的に医学的な治療による改善は難しいといわれています。大きな音でさえしっかり聞こえないことも。
感音性難聴であると、聴こえることは一生ないんだ。治らない、病気なんだ。
調べれば調べるほど、残酷な現実が私を襲いました。
そして、さらに。
産後2週間検診のことです。
先天性代謝異常症等スクリーニング結果に異状が見つかったのでした。