長男たいくんの川崎病日記②
2015年6月10日。体温37度~38度を言ったり来たり。上半身に湿疹も。
すぐさま小児科へ。溶連菌の検査をしてもらったが、陰性だった。
この日、ついに先生の口から「川崎病」の言葉が。。。
でも、今のところ「BCGの腫れ、湿疹」「発熱」だけなのでとりあえずまだ様子を見ましょう、と。川崎病であれば、徐々に症状が出てくるから、とのことだった。
それでも、死ぬほど心配だった。
「様子見」している間にたいくんに何かあったらどうしよう。
心配で心配で、また検索。同じサイトを何度も見る。最悪の場合を想定する。そしてまた検索する。堂々巡りだけど、こうしていないと不安で押しつぶされそうだったからだ。
少し熱いたいくんの手を握る。
「ごめんね、ごめんね、最低な母でごめんね、こんなにかわいそうなことになってごめんね」
泣いて謝って、眠りにつく。でも、今夜も不安で眠れない。
どうか、どうか、その川崎病ではありませんように。
明日には熱も引いて、腫れも引いて、元気なたいくんが隣で寝ていますように。
そうして夜が明けても、
状況は変わらなかった。