長男たいくんの川崎病日記④
2015年6月12日。この日、たいくんは「不全川崎病」と診断された。
たいくんが通っている小児科の先生は30年間で3000人の川崎病患者を診てきたというベテランの先生。
では、なぜ。たいくんが川崎病と診断されるまでに数日かかってしまったのか。
それは、たいくんの症状が特異稀だったからだ。
通常、川崎病は発熱から始まるらしいのだが、たいくんの場合、まず訪れた症状は「BCGの腫れ」。今までBCGが先に腫れる症例を見たことがない、と先生がおっしゃっていた。
そして、不幸中の幸いか症状がかなり軽かったらしい。
肝機能障害は患ってはいるものの、熱もそこまで高くなく、食欲もあるので通常であれば入院するような病気だけれど、飲み薬を投与しながら、自宅療養ということで済んだ。
しかし、2か月間は病院に通い詰め。会社には育休を伸ばしてもらえるように頼んだ(マタハラ受けたけど)。